Time Can2

Time Canを返品しようとしたんだが、10年も手元に置いておいたのに食べられないのは無念の極みなので、せめてそのリコールの状態だけでも確認しておこうと開封してみた。
当たり前だが、開封しても食べてなければ返品には応じると公式にあったので安心して開けられるぞ。
で、缶を開けてみた。 何と言うか複雑な感じだ。食い物開封してるのに喰えんとは・・・

開けると中には見慣れたカップヌードルが1個、その上にカードが1枚入ってた。
どれどれ、臭いはどんな感じかの? ・・・!!うぇっぷ!?!
何と言うか、ガス臭いぞ!?そのガスに微量のタンパク質が腐敗した臭い(かなり薄い)と油特有の重ったいまとわりつく臭いが混ざってエモイワレヌ芳香が・・・
何の臭いか確かめる為に暫く嗅いでたら脂汗が出てきた・・・我ながら馬鹿過ぎ。
これは喰えん。 部屋の換気をして缶の中身を全部出してみたのがこちら、

黄色いラインの入ったビニール包装に包まれたカップヌードルイカのカードだ。
そういえば「hungry?」ってCMがやってたな当時。 うむ、懐かしい。
だがここで怪しい部分を発見。 本体のCUP NOODLEのEの上が変色しているのが分かるだろうか? 拡大したのがこちら、

これは・・・ 内側から滲み出してきたものか?
表面のフィルムを拭いてみたが、どうやら内側らしく取れん。 ぬう、確かにこれは自主回収レベルだな、TVで回収してるの知らなくても現物見て食べるの躊躇するレベルだ。
これ2004年でもこんな感じに滲み出してるのがあったんだろうか? 兎に角これは急いで返品しよう、なんか部屋に置いとくと変な臭いが充満しそうだからとりあえずベランダへでも出しておこう。
う〜む、楽しみにしていたのに10年間が無駄になった気分だ。 もちろん10年間ずっとコレを食べる事のみ考えてきた訳ではないが、何とも言えないガッカリ缶。
チャレンジ精神に溢れた商品だったんだが、とんでもない結果になってしまったな。 笑うに笑えん。 今後このテの商品が企画されなくなりそうで残念且つガッカリだ。